高齢者介護がどれほど重労働なことか、ご存知だろうか。介護は夫や子供が行う場合が多いが、体力、精神力ともに必要であり昼夜問わず世話をしなければならない。ましてや、歩行困難や寝たきりになった場合はお風呂やトイレにいく時もつきそわなければならず介護者は疲労困憊に陥る。介護をして元気になれば介護者も救われるが、頼りっきりになってしまったり不平不満を言う高齢者もいて介護者が倒れてしまうなど、介護を続けられないケースが後を絶たない。業者に依頼する場合もあるが、お金をかけられない場合は当然利用できない。介護者が高齢者を殺してしまう事件もあったが、これは高齢者が望む場合もある。死ぬのを待つだけで介護してもらっても健康体には戻れずお金と迷惑がかかるのでいますぐ死にたいという高齢者もいると聞く。高齢者介護は何の為に存在するのか。それは、人間は高齢になるとできていたことができなくなるのだからみんなで助けて、少しでも負担を無くし安心して毎日を過ごしてもらうことだ。これからの高齢者介護はその想いを胸に、行政・民間・家族が一体となって行うことがそれぞれの負担を無くすことも重要な課題である。行政はもともと家族のことは家族で解決するという考え方があるので、あくまで家族が舵を取って努めなければならない。しかし現代は家族の絆がなくなってきている。高齢者介護の問題は現代病と言っても過言ではない。日本人本来の和を大切に助け合って生きていこう。