高齢者介護の相談サイトに寄せられたお礼-地方における新たな高齢者介護の問題|高齢者介護の現状と未来

高齢者介護の相談サイトに寄せられたお礼

ある高齢者介護のサイトがあります。そこは、自分の親御さんや配偶者を中心に、自宅や施設での高齢者の介護に悩む人たちが相談を寄せるサイトで、相談者のコメントに、また別の訪問者が回答や意見を述べる仕組みになっています。ぼく自身は、自分の親と奥さんの両親と、それぞれみんな元気で暮らしているので、直接的に役に立っているわけではないのですが、いずれ身の回りで起こる問題なので、ときどきサイトに行っては、みなさんの悩みを知って、自分に照らし合わせて考えさせられています。そのサイトの相談者のコメントで、とても印象に残ったものがありました。たしか、70代くらいの男性からのコメントだったと思います。

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題名はひとこと、お礼。ふつうは、高齢者介護の施設に入れたいのですが、とか、義理の父の徘徊が多くて、など、具体的な題名が多いので、短くて簡潔なそのお題は、目を引きました。おなじように感じた人が多かったらしく、そのコメントの閲覧数は、かなりの数に。読んでみると、短い文章に、相談を投稿した人の律儀な性格が垣間見える、とてもいい内容でした。相談ではないのですがとの書き出しに始まる、数行だけの文章。

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内容は、長年連れ添った奥さんが、先月他界したとのこと。長い闘病と高齢者介護の生活が続いて、悩むたびにこのサイトに相談をよせ、大変役に立ちました、これまで相談に答えてくださった方々に、ひとことお礼だけ投稿させていただきます、と、そんなことばがシンプルに書かれていました。短い文章ほど思いが届く場合があるといいますが、このことばがまさにそれだなと感じさせられ、心にしみました。多くの返答コメントが寄せられていて、さみしくもあたたかい気持ちになった人が多かったようです。

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