私には88歳で亡くなった祖母がいました。両親が自営だったため小さいころからおばあちゃん子で、おばあちゃんが大好きでした。学校から帰ると、父母が帰ってくるまでおばあちゃんと兄弟でよく留守番をしていました。その祖母が75歳を過ぎたころから痴ほう症が始まりました。その時代には、まだ高齢者介護という言葉はあまり出ていなかった気がします。祖母が架空の事を言い始めたのが、痴ほう症のきっかけだったと思います。
でも、その時だけで、あとは生活をしてもおかしなことはありませんでした。それからしばらくして、私は結婚して離れて生活をするようになったので祖母の世話は主に母親がし、母が買い物へ出かけるときは姉が主に介護していました。その頃、高齢者介護という言葉があり、要介護というランク付けがあることを知りました。それから昼夜を問わず徘徊やトイレが分からなくなったりしたそうで、母は介護がとても大変だったそうです。高齢者介護を毎日して、母は肉体的にも精神的にもとても滅入ってしまったそうです。頑張って毎日介護をしていましたが、どうしてもの用事や滅入ってしまった時は、デイサービスを利用したそうです。
最初は人の目を気にしたり、祖母に悪い気持ちがあったのでなかなかデイサービスを利用できずにいたそうですが、何日かお世話になって帰ってくると、母の気持ちの滅入りも治まり、また介護できたそうです。そんな祖母も最後は怪我をして入院し、約1年後に亡くなりました。高齢者介護は私はきちんと経験していませんが、介護を見たり母からの話を聞いて、とても根気のいることだと思いました。同じように高齢者介護をしている方は他にたくさんいると思いますが、介護をしていて気が滅入らないように、滅入った時のリフレッシュ方法を考えていってほしいです。